校長室

感性を磨く「子ども達と俳句作りを通して」40

感性を磨く「子ども達と俳句作りを通して」

~ 地域の皆さま方に支えられて ~ 

    新木地区まちづくり協議会から依頼を受け、 6月30日(日)、文化講演会の講師としてお招きいただいたことは、この上もない喜びでした。なぜなら、子ども達の活動の様子や、学校の取り組みをお伝えできるからです。以前から、同じ地区に住む地域の皆さま方に、「新木小学校」を知っていただくことは、とても重要で大きな意味があると考えていました。学校は、地域の皆さま方の支えがないと子ども達を健全に育むことができません。そういうわけで、今回の依頼は、とても喜ばしいことでした。

    元来、人前で話をするのは苦手なので、お聞き苦しい点が多々あったかと思います。しかし、最後に感想をお聞きすると、ある女性の方が、「今日の講演会を楽しみに、一か月前から俳句をつくってこの講演会に参加しました。駄作ばかりですが・・・。」と恥ずかしそうに言いながら、その場で一句披露してくださいました。こんな奇跡的なことってあるのですね。つたない講話でも、この方にとっては大きな意味があったと分かった時、私の心は飛び跳ねました。出会いの妙を体感した瞬間でした。

    講演会の効果は、次の日から現れました。7月に入り、講演会にいらっしゃった方が次々と学校を訪問してくださったのです。

「子ども達はお手玉を使いますか?家に余っているのですが・・・。」

「お花を飾ってください。家の庭で咲いていたものです。」

「俳句の短冊を書くお手伝いをしたいのです。校長先生が死にそうだといっていたので・・・。今年85才になりますがまだまだ元気です。」                   

事務室からは、「今年は地域の方がたくさん来られますね。」

と、喜びの声が聞こえてきます。

 今後、『少子高齢化』に向かい、地域はどんどん元気がなくなります。私の願いは、子ども達を地域にいれ、地域を元気にすることなんです。地域の行事があったら、積極的に参加させて『生きる力』を身につけさせ、心身たくましく育ってほしいと願っています。          

                                                                                                                                      (横山 悦子)