最近の学校の様子から

泣く 迎えに来てくれるのを 待っています・・・

 今、子供たちの昇降口のところに、落とし物・忘れ物がたくさん並べられています。普段は、職員室前の棚に置いてあるのですが、夏休み前にぜひ、持ち主のところへ戻ってほしいと願い、見やすいところに並べてあります。みんなの日常生活や学習活動を支える大切な道具や衣類などを落としたり、失くしたりしてしまう。そんな時、子供たちはどんな思いなのでしょうか・・・。

 「また買えばいいや」「誰かが見つけてくれるさ」「探すの面倒くさいなぁ」そんな思いでないことを願いますが、現実は、そんな思いでいる人が少なくないように感じます。落とし物として並んでいるものには、残念ながら記名がありません。どこかに名前さえ書いてあれば、持ち主のところに戻り、持ち主のために活躍できるのに残念です。

 みんなで落とし物や忘れ物など、減らしていきませんか。身の回りにある物の大切さを今一度、みんなで考えてみませんか。そして、いま並んでいる落とし物が一つでも多く持ち主のところに戻ることを願っています。

 迎えに来てくれるのを待っています。