最近の学校の様子から

にっこり 共に生きる・・・4年生福祉の学習

 今日は、4年生が総合的な学習の時間に福祉に関わる学習に取り組みました。前半は、多目的ホールに地域にお住いの方がご来校くださり、目が見えないという状況の中、どのように日常生活を送られているか、外出の際にはどうされているか等について、大変貴重はお話をしていただきました。学年全体でお話を聞きました。普段使っている白杖のことや、手や指先の感覚を駆使しながら、いろいろなことに取り組んでいること、音で表してくれる機器等についてもご紹介いただきました。子供たちの質問にも、最後まで丁寧に答えていただき、本当にありがたく思いました。

 その方が大切にしている言葉が「あいよ」であると聞きました。 「あ」は「あせらない」、「い」は「いからない(自分にも他人にも)」そして「よ」は「よくばらない」ということだそうです。とても印象に残りました。

 後半はクラスごとに「点字」の学習、体験に取り組みました。点字の意味や目的、点字を読んだり、書いたりするときの仕組みやルールなど、実際に名前を打ったり、しりとりをしてみたりしがら学んでいきました。短い時間ではありましたが、とても貴重な体験をすることができました。