校長室から

校長挨拶

 関宿中学校は今年で創立70年を迎えます。長い歴史と伝統の重さを感じ校長として2年目を迎えました。この関宿は江戸時代、関宿城の城下町として栄え、1824年には関宿藩の藩校ができ、1872年の学制発布まで教倫館という名前で教育が行われていました。また、昭和20年終戦時の内閣総理大臣鈴木貫太郎が育ち、昭和23年に生涯を終えた地でもあります。本校は、日々是前進「勇気を持って前へ」というスローガンを掲げ様々なことに挑戦し続けています。生徒は、小さな事でも全力で取り組む学校、周りのことに無関心にならない学校を目指しています。隣の人が何をしているのか分からない時代・世の中のことに無関心な社会であってはなりません。学校の職員や生徒同士が関宿地区や学校に愛情を持てる学校であり続けたいと思います。本年度は、関宿小学校との小中連携教育を強め、多くの教科で小中学校の教員が授業交流をし、9年間の学びのつながりについて深めているところです。合同での運動会をはじめとして行事交流についても見直しています。これからも地域の中の学校として活気ある存在となるよう支援・指導をして参りたいと思います。