お知らせ

全校集会&表彰式

6月4日に行われた、市内陸上競技大会の入賞者の表彰を行いました。




市内20校中、男子準優勝、女子7位、男女総合5位という成績は、とても立派でした。
もちろん選手の活躍も立派でしたが、一緒に練習した陸上部員、精一杯応援を送った
全校生徒の姿も忘れてはいけません。
尾崎小全員で勝ち取った勝利でもありました。

<校長の話>
今日は、プレゼンソフトを使って、イソップ物語を話しました。要旨は、後述します。


<生徒指導主任/生活安全委員会の話>
生徒指導主任日下より、挨拶の話と悪いことは絶対にしてはいけない
という話を、委員会児童も参加して全校児童話をしました。



<今月の歌>
最後に今月の歌「気球に乗ってどこまでも」を元気に歌いました。


【校長の話:要旨】
今日はシカの話をしましょう。イソップ物語のお話です。
「泉のほとりのシカとライオン」というお話です。

のどの渇いたシカが、泉のほとりへやってきました。
泉に映る自分の姿を見て、大きくて、いくつもの枝に分かれた立派な角を見て、
シカはすっかり得意になりました。
ところが、足を見ると、ヒョロヒョロしていて頼りなさそうで、がっかりです。
「せっかく、これほど立派な角を持っているのに、この足では情けない」と思いました。
そこへ、突然ライオンが現れました。
シカは、急いで逃げました。
シカは足の速い動物ですから、いくらライオンといえども追いつけません。
野原が続いている間は、シカはライオンをずっと引き離して逃げることができました。
そのうち、シカは森の中に入りました。
すると、大きな角が木の枝に引っかかって、うまく走れなくなり、とうとうライオンに
つかまってしまいました。
ライオンにつかまったシカは、心の中で言いました。
「情けないことだ。私に憎まれていた足が私を助けてくれたというのに、私が自慢していた
角のためにこうしてつかまってしまうとは」

いつもは「いやだなあ」と思っていた友達に、自分が助けられたことはありませんか。
信じていた友達に約束を破られたことはありませんか。
だめだと思っていたことが自分のためになったり、良いと思っていたことが自分をだめに
したりすることもあります。
長所は短所。短所は長所。にもなります。
みなさんに、本当に自分にとって大切なものは何か、もう一度考えてほしいと思っています。