茂原市立南中学校    

 

校章

 

校章の由来

この校章は,昭和36年にデザインされたもので,モチーフは『鵬,南へゆく』です。

 校名の南中を大きく広げた鵬の翼で囲み「力強さ,大きなはばたき,持続する」という意味を表しています。

 鵬というのは,想像上の大鳥の名で,鯤という大きな魚が化したものとされ,翼の大きさは三千里(中国の1里は約650m)であり,一度に九万里も飛ぶといわれています。この鵬という鳥の名は,『逍遥の遍』という中国の古い書物の中に出ています。

 この書物は,今からおおよそ2,300年くらい前の中国の人,荘子の書いた文を集めて作られたものです。この書物の中に,「鳥有り,その名を鵬と為す。背は泰山の若く,翼は垂天の雲の若く,扶謡に博ち,羊角のごとくして上るもの九万里,雲気を絶ち,青天を負い,然る後に南を図り,且に南冥に適かんとす。」(意味:ここに鳥がすみ,その名を鵬という。背は泰山のようで,翼は天空にたれこめる雲と区別がつかないほどである。立ちのぼる旋風に羽ばたき,旋回しながら上昇すること九万里,雲海のかなたに出て,青天を背にしながら,やがて南をさし,南極の暗い海に向かおうとする。)と記されています。「鵬,南へゆく」もこの文によっています。

 校歌の三番は校章のことを歌ったものであり,玄関前の庭にあるモニュメント『はばたき』もこの鵬の羽ばたきです。

 南の名がついた中学,高校は各地にあります。こうした学校で,校章をデザインするときに,いつもモデルにされてきたのが,この南中の校章です。

 

校歌

 

 島田 春雄   作詞・作曲

1.はるかに天地 寄り合うところ  海はとどろき われらに語る
  茂原を開き 茂原を築きし  父祖のいさおを 世世に伝えよと
  茂原 茂原 茂原 茂原 ふるさと茂原  茂原南中学校 われらが母校

2.うららに日の照る 広野のかなた  川はひねもす われらに語る
  光に歩め たゆまず進め  学徒の道を 日日に履み行けと
  茂原 茂原 茂原 茂原 ふるさと茂原  茂原南中学校 われらが母校

3.大空ゆたかに 飛ぶ鵬の  翼の徽章は われらが誇り
  友よ 朝に 夕べに鍛え  万里の風に 共に羽ばたかむ
  茂原 茂原 茂原 茂原 ふるさと茂原  茂原南中学校 われらが母校
 

校歌の解説

第一節

   私達は過去を背負い、未来を志向している歴史的現実に立っているとうたっています。現在は、遠い祖先から現在にいたるまでの苦心、努力、功績のたまものであり、人はその恩恵を受けています。私達は、その功績に感謝するとともに、それを受け継いで、更によりよい茂原をつくる責任と義務があるのです。

 

第二節

   行動についてうたっています。論語に、「子河のほとりにありていわく、ゆく者はかくの如きか、昼夜をおかず」とありますが、「少年老い易く学成り難し」を諭させるには、昔から川の流れが例えとして用いられています。

 

第三節

 大志を抱き、大きく発展しようとする志・希望をうたっています。雀や鳥は、小さな風には乗りますが、鵬は万里の風に羽ばたくのです。