3月始めに、秋田県の城西小学校様、『まちなかトーブ』様より本校にたくさんのお菓子や、秋田県の子ども達から心温まるメッセージつきの【飴っコ】が学校に届きました。すぐに、各家庭に紹介しながらお配りしましたが、そのメッセージは1つ1つ丁寧な字で書かれており、秋田の子ども達が心を込めて書いたことが伝わってくるものでした。

『まちなかトーブ』様には毎年秋田の子ども達によるメッセージを書いていただいた箸入れやタオル等そしてお菓子をいただいております。震災直後の平成24年には『白い風と遊ぼう』という企画で、北秋田に招待を受け、放射線の影響を気にせずに外で雪遊びや様々な活動を体験させていただいた経緯があります。
その当時からのことを、『秋田魁新報社』様の新聞記事に掲載していただきました。




その記者の方のお手紙の中に
【秋田の子ども達に『他人事』と思ってほしくない】
【被災した人たちの心は本当に様々で、私たち一人一人がずっと考え続けなければいけない、忘れてはいけない】
とのお言葉がありました。
福島で生活している私たちの方こそ、たくさんの方々に支えられて今ここで生活できていることを忘れてはいけないし、被災した私たちだからこそ感じられること、考えなければいけないことに向き合っていかなくてはならないと思います。
震災当時、小学生にもなっていなかった子ども達が、もうすぐ卒業です。
堂々と胸を張って、大きな一歩を踏み出してほしいと思います。