校長室から

1/31 新しい週の始まりです

 1月31日(月)今朝は時折風も吹いて、冷たい空気が肌に刺さる朝となりました。それでなくても週の始まりのけだるい朝、子どもたちは元気がないだろうなぁと思いきや、いつも以上に明るく元気な挨拶の声が正門に響きました。
 今朝も、生活委員があいさつ運動をしてくれていました。飼育委員がウサギの世話をしてくれていました。放送委員が朝の放送をしてくれていました。あたりまえのようにあふれるねどっ子たちの責任感と明るく元気な活動ぶりとともに、今週の学校生活が始まりました。

 

 今朝はさらにこんなことがありました。登校してきた高学年児童2人が正門に立っていた私のところに来て、
「校長先生、途中にこれが落ちていました。」
見ると、児童の体操服が入った手提げ袋で、名前も書いてあります。
「あぁ、拾ってきてくれたんだね。どうもありがとう。どこに落ちてましたか?」
「歩道橋の上です。」
「そうかぁ。どうもありがとう。」
 本校ではこのように、通学路に落ちていた小学生の物と思われるものを高学年児童が拾って学校まで持ってきてくれることがたびたびあります。
 子どもたちの登校がひとしきりしたら持ち主を探して持って行ってあげようと思っていると、校舎から男子児童が出てきて私のところに来ました。
「校長先生、それ、僕のです。」

教室で袋がないことに気づき、私が持っているのを見つけたのでしょうか。

「そうですか。上級生の人たちが途中で拾って持ってきてくれたんだよ。歩道橋の上に落ちてたんだって。よかったね。」
「ありがとうございました。」
そう言って校舎に戻る子の、袋が見つかり手元に戻ってきてホッとした表情を、拾って持ってきてくれた上級生たちにも見せてあげたかったなぁと思いながら、子どもたちが見せてくれた優しさに心が温まりました。

 今日もねどっ子たちは元気です。